天気が悪かったのでかねてから行ぐべと思ってた上野のお山は国立科学博物館特別展「菌類のふしぎ」で、かもされてきました。もやしもん石川雅之キャラがフィーチャリングされた展示で前評判ようございましたので早く行きたかったんですがね。さて通勤定期で岩本町まで行きアキバで朝ごはん。JRで上野まで移動。改札出るなり銀杏の臭いがすごい。道すがら沢山落ちてますが今日はこれが目的ではないので無視。ほしければアメ横で買ったほうが安くてものよいですしね。雨でも沢山人がいるんだねえ。
チケット¥1.3K也購入し中へ。写真とっていいのね。
撮影おkオリゼー
かもすぞ
カメラ持ってこなかったので撮影はPHSのショボイカメラにて。館内いきなり渋滞してます。「菌類のふしぎ」は菌界(Fungi)とくに真菌(Eumycota)が主役で、もやしもん本編の細菌やらも含んだ世間的な意味合いの「菌」なものは別物ですよ〜と真っ先に紹介してます。しかし乳酸菌も枯草菌も今回は埒外といことですが館内には、もやしもんキャラの真正細菌ども(O-157とか)のオブジェもたーくさんありますのでお子様的にはちっとも区別分からんだろうなと。
足元に真正細菌
まあそういう意味では、もやしもんは「発酵・醸造をテーマにしたゼミ物」ですし、あえて真菌も細菌類も必要な部分で活躍する小さいやつらという捉え方なのでそれはそれでいいのではと思います。大雑把ですが見た目というか大きさは10倍〜1000倍ほど菌類のほうがでかいはずですから目で見えてれば「あきらかにちがう生き物」と分かるはずですがね。主人公の、さわきが肩に乗せてるオリゼーなんかは連載当初からするとだんだん大きくなってるようだし(合体もしてたけど)、あっ、見えてるだけで異常か・・・

んで、いわゆるFungiな話ですがなぜ山にも行かずにわざわざ上野のお山に来たかといえば「きのこ」ですね。酵母もカビもいいですが我らが美味しいキノコちゃんこそ今回の一番主目的なわけですよ。もやしもん本編とは無関係にキノコの展示が一番多くさかれてますよ。もやしもんでキノコが紹介されてるのはLエドデスとTマツタケくらいだもんね。
大昔のきのこの化石やらが並んだあとにアクリル含浸のキノコの標本がずーっと並んでますよ。白色や真っ赤なキノコは見事に色が残ります。茶色や黄色はくすんで黒っぽいですが形はまんまです。食菌の判別の練習にも使えそう。家族連れは「うわー!たべれるの?これマツタケ?」とはしゃいでおります。

いろいろ見て勉強になりましたが一番真剣になってしまったのは実はそこかしこに書かれている石川キャラの落書きです。展示台や仕切りなどはほとんど段ボールで作られてるのであちこちに誘導や注意やジョークの落書きがあります。40個ほど見つけましたんで大公開!
その1
その2
その3
その4

帰り際の第二会場ですがリアルなおいしそうな食べれるキノコと食べれないキノコの絵(どういう表現だ)。これいいなあ。作家は小林路子さんという方です。

左はポルチーニヤマドリタケモドキ。右の絵は秋の食菌がテーマかと思ってだまされた。黄色のやつタモギタケかなあとおもったらニガクリだって、、それ以外は食菌で全部絵で名前当てられました。すごい写実力だねえ。

それともやしもんの原画(フランスで美里と遥がペアルックしてたやつ)もありましたよ。
原画

売店でお土産です。¥1k-のパンフ(表紙がやたらと厚くて中身が薄い)とオリゼーの限定ソフビ¥0.78k-を購入。ガチャポン関係はぜ〜んぶ売り切れてました。
全部廻るので2時間ちょっと。いいかげん疲れたわい。特設展を出て常設のほうへ。ん?地球館??って?なに?以前来たときよりも建物増えちょるよ(入ってきたとき気づけよ)。以前より倍以上の大きさじゃん。とてもじゃないが一日じゃみきれまへんな。一休みと思ってレストラン行ったが14:00なのに10組待ちです。こういう国立施設内はやっぱりビアは無いよね・・・。疲れたので退散。また今度おべんと持ってゆっくりこよう。

次回は「発酵のふしぎ」とかやってもらって上面発酵とか下面発酵のあいつらテーマに大人だけが楽しめるのをやってくれないかなあ。別に科博でやらんでも良いが・・・
帰りは4年ぶりにアメ横の大統領本店で煮込みともつ焼き。小雨もやんだので小川町までぶらぶら歩きました。途中メイドさんが沢山いらっしゃいました。もうオレの知っていたアキバは遠い昔。

オリゼーソフビはデスクのモニタの上に
仕事場も少しかもされてます