奥多摩小屋→雲取山」→奥多摩小屋→鴨沢バス停→奥多摩駅

飛龍山越に南ア

5時過ぎにあろうことか少し酒が残った状態で目覚める。全く寝苦しいことも無くすぐに寝てしまったようだが、いか
んせん昨日飲み過ぎ。湯を沸かしお茶を飲んでサブザックにを用意して6:00過ぎ頂上ピストンへ向かう。
ヘッデンをつけうす〜く明け始めた道を時折シカを驚かしながら進む。小雲取直下で充分なとなり光量となり明かりを消し更に進む。避難小屋では5・6名の人たちがすでに日の出待ちで外に出ている。しばらくして私も合流。晴れてよかった。いつもどおり頂上ではなく小屋横の岩に腰掛けお茶を飲みながら待機。6時50分近くようやく日の出。太平洋を徐々に照らし、富士山を赤く染めながら日が明けていく。ぎりぎりで小屋で一緒だった4人組のうち3名が避難小屋直下で日の出を迎えていた。もう一人は体調不良でゆっくり上がってきているらしい。山頂に上がり南アルプスを確認、残念ながら少し雲がかぶっている。遠く関東平野北方に双耳峰が、おそらく谷川岳と思われる。樹間から白い峰が見え隠れしている。煙が見えるので浅間山だ。空気が澄んでいて大分遠くまで見渡せた。おなかも減ったので小屋に戻る。途中体調不良の方が上がってきた。どうもやっぱり飲みすぎが原因のよう。ともかく頂上までいけそうだったのでなにより。
奥多摩小屋
小屋に戻るとピアニスト夫妻がゆっくり朝ごはんの用意。結局頂上にはいかないそうだ。私もストーブ周りでご飯を作る。まあ後は下りるだけだがこんなにゆっくりしていて良いのだろうか、結局全部用意して小屋を出る段になったのが9:00ちょっと前。ようやく4人組が下りてきた(これから餃子鍋だって)。ご夫妻もちょうど外に出たところ、七ッ石に登って下りるそうだ。奥さんが半月板を以前痛めているので無理はしないそうだ。私もヒザを労わらねば。お互いの安全を祈り下山開始。良い天気の中相変わらず道はツルツルに固まっていてアイゼンをはずせない。七ッ石下の切り開きから見える富士山に別れを告げ、途中アイゼンの爪の中に嵌った石やら泥を叩き落しながら、快調に下る。結局小袖乗越手前の車道に出るまで脱げなかったが、小屋から鴨沢まで2時間ちょっととかなりいいペースだった。鴨沢の酒屋でビール購入、バス待ちの登山者7人ほど。日当たりが良くバスを待っている間に居眠りしそうだった。奥多摩駅に着きカツ丼食す。

お小遣い帳

  • ビール 320
  • カツ丼 750
  • 瓶ビール 600
  • カン酎ハイ 210