三国山・生藤山

予定通り上川乗から尾根筋に向かう。晴れてはいるが気温は2度、まあ歩き出せば暑いので苦にはならない。雪はたいしたことはないが登り始めはツルツルに凍っていて怖い。展望のない杉林の中の道を40分ほど、植林帯を出て支尾根に出ると間もなく浅間峠の休憩舎が見える。
先週痛めた膝をかばい、膝サポータと今まで使っていたストックと同じものをもう1本用意しダブルストックで登ったおかげで、非常に楽チン。尾根筋はそこそこ雪がついておりここでアイゼン装着。秋に一度来ているがその時は霧で全く何も見えなかったが今回は峠からちょっと登ると木の枝越しにでっかい富士山が見える。雪はあるもののトレースがしっかりしていて歩きやすい。峠から1時間ほどで軍刀利神社元社に到着。ここで南面に切り開き、しっかりと富士山が拝めるが手前のゴルフ場が邪魔・・・。さらに15分も進むと三国山に着く。展望が良いので10時ちょっとすぎとまだ早いがメシにした。丹沢の向こうには山の間から青く輝く太平洋がちょこっとのぞく。丹沢・道志・大月の東西にのびるそれぞれの山塊、扇山や権現山がとても近く見える。御正体、三つ峠の間にどっしりとした富士山が雲もかからずに綺麗に見える。三県境とはいえ里山程度の場所だがなかなかの眺め。30分ほど堪能しまた歩き始める。今日は陣馬山から相模湖まで抜けるため結構な距離である。10分ほどで生藤山、山頂は狭く眺望は三国山のほうが良い、メシ先に食って正解。写真を何枚か撮っただけでスルーする。