登り尾根

いつもの酒屋さんでビールを補充、念のため水も補充し3Kg近く重くしてから上り始める。小袖乗越までですでにバテ気味、ザックが肩に喰いこむ。ここで一休みしテルモスでミニお汁粉を食べる。道端で食ってたら「まだ登りはじめなのに・・・」という顔で追い越していく人たちが何人か、こちとら今下山したばっかでまた登ってるのよ!まあ競争しているわけじゃないからいいか。しばらく見てるといろんな装備の人がいるね。プラブーツでピッケル持ってる人、わかんをザックに括り付けてる人、スコップ持ってる人。大げさなのか?それともオイラが軽装なだけなのか?いくら雪が多くてもここいらで雪崩たり、雪洞なんかほれるところ無いと思うんだが、もっと奥まで縦走するのかしら?重い腰を上げまた歩き出す。前回来たときほど雪はないが所々凍っているがなだらかなのぼりなのでアイゼンはつけない。お昼は七ツ石あたりと思っていたが、歩みはのろく腹も減るので七ツ石小屋分岐手前の富士山の展望地でゆっくり昼食したが元気が出ない調子が出ない。今日は雲取山頂はあきらめ奥多摩小屋までで行動終了と現実的な決定をし、ゆっくり歩き続ける。マムシ岩から向こうはちょっとの登りのあとはブナ坂まではほぼ傾斜なし。石尾根の稜線に出ると景色も良くなり元気も湧いた。時間的な余裕は充分、気持ちにも余裕が出ると人間元気になるようだ。14:40奥多摩小屋着。すでに先客オヂ3名。今日は賑やかそうだ。