四里観音→十文字小屋→三宝山→甲武信岳→雁坂峠→雁坂小屋

雪が一杯。甲武信小屋


今日の道のりはちょっと長めです。早起きしたつもりですがスタートは0555。十文字小屋までは北面のトラバース。残雪もあり、がちがちに凍ってます。約1時間で小屋に到着ここで進行方向を南にとります。大山への急な上り。鎖場がありますが思いっきり凍結しております。鎖に頼らずに岩を攀じ攀じ。0805に頂上です。八つやら浅間やらが見えます。眺望良し。

武信白岩へ向かいます。ここいらますます凍結が激しい。岩峰のピークは「登山禁止!」のロープがあり、巻きますがそろそろ素足だと苦しい。尻岩の手前でアイゼンをはきますがいまいちしっくりこない。このアイゼン買ったきりで室内装着しかしてなかったので履くのに手間取った。結局付け直したりで20分ほど無駄にします。

やっと着いたと思ったら凍結より残雪が多くなりアイゼンはイラネェ状態ですが、また履きなおすのが面倒なのでこのまま行きます。三宝山の上りは単調な針葉樹林帯。かなり残雪ありますが登山道は固まっており快適に上っていきます。1100頂上で間食ハグハグ。富士山方向は甲武信が手前にあり見えません。

甲武信との鞍部までは案外あっという間。道標には甲武信まで5分とありますが、見上げるような直登。ぜいぜいいいながら1135頂上。人口が多いぞ!富士山はいまいち、雲がまとわりついてます。

甲武信小屋に下りちょうど1200。さすが百名山の小屋なので人が一杯。木製テラスにアイゼンのまま上がる非常識なオヂオヴァがいっぱいいます。バテ気味なので大休止。ザックを下ろすと軽装なオイラに「トイレはどこですか?」「登山道はどっちですか?」と小屋番と勘違いしてる模様。足元は重登山靴なんだけどなあ〜。んで目立たないところに移動します。水を補給しぺヤング焼きそばを食いルート確認。はあ〜。先は長いなあ

1300ちょっと前に出発。木賊山を下り笹平避難小屋までは快調。破不山に登り始めたところでアイゼンをはずす。ここの上りは毎度厳しいなあ。頂上まで喘ぎながら上ります。(逆の方がもっと大変そうだが)。暗くなるのではと不安でちょっとあせります。東破不山の急な下りでスリップ。雪はありますが不用意でした。左ひざを変にひねり痛みを感じます。まっすぐ歩く分には問題は無いですが、この後は慎重に下ります。1600過ぎ雁坂嶺の上りでトレイルランスタイルの人とすれ違う。笹平までと言うので、お節介と思ったが「暗くなりませんか?」と聞いたが「大丈夫CT1:40だから」だそうだ。今日も雲取からというので私のお心配も無駄というものだろう。笹平の泊まりは2名と伝える。恐ろしく軽装であの装備ではシェラフも極度に薄いのではないか。寝れるのかな?このコースも初めてではないようなのでそれ以上のお節介はやめにしておいた。オイラの膝の方がむしろ重篤。1655雁坂峠にようやく到着。もう夕暮れです。

1715小屋に到着。ちょうど夕飯時だったので受付は後にしてもらいビール♪だけ一本もらう。天場は微妙に一杯ですでに張ってあるテントの間に入らしてもらう。受付を済ましご飯を食べる。あんよが痛いし巨人も負けてるのでとっと寝てしまった。