雁坂小屋→雁峠→笠取小屋→巻き道経由→山ノ神土→将監小屋

あんよが痛いし予定も短いので遅く起きることに。うう、雁坂名物旧国道トイレにいったけど痛くて足が曲がらないよぅ。豆焼橋か広瀬湖に下りるか迷ったけど、今日のコースはそんなにきつくないし笠取以降は巻き道もあるのでとりあえず予定通りいくことにします。調子がよければ予備日もあることだし和名倉にも行けたんだけどなあ。

0655スタート。小屋から縦走路への上り返しがきついなあ。左足はいまいち踏ん張りが利きません。0755水晶山につきます。そんなにコースはきつくないのでまあまあのペース。0820古札山、富士山方向が開けて良い展望です。たいしたアップダウンも無く0930雁峠につきます。結構人がいますが一之瀬あたりから来たのかな?。

実は雁坂峠-雁峠間は未通でした。今回これで瑞垣から石尾根-奥多摩駅と繋がりました。三頭山から鴨沢→雲取上り返しもやってますので笹尾根-陣馬-高尾-草戸山-城山湖まで繋がったともいえますな。次は長沢背嶺から飯能あたりまでいくか。石老山-石砂山-西野々もクリアすれば丹沢主脈まで繋がります。

さて笠取山の西面急登が見え萎えます。巻き道を使ったことが無かったので、今回はこちらを使います。1000と早いですが小屋まで降りてお昼です。えらく時間があるのでゆっくりメシを食うことに。ビール♪も1本もらいます。小屋の人に今回のコースを聞かれ1日目の行程がえらく渋いねぇと言われました。次から次へとハイキングな人たちが上がってきます。縦走装備の人が珍しいのか予定のコースを何人かに聞かれました、ココ半分下界です。天場の様子を探りますが樹間の良いサイトです。

1130水場で補充を済ませ巻き道に入ります。このあたりクマさんが多いので有名ですので不本意ながら鈴をつけます。何回も谷・尾根を横切ります。痛むあんよをかばいながら気持ちよさそうな沢を見つける度に荷物を降ろし休憩です。水がうまいなあ!やっぱり余裕のあるコース取りは楽しい。昨日までの急ぎ仕事をあっさり否定します。牛王院平から派生する尾根は見えますが何度も巻き返し、谷に下り上りを繰り返すので一向に尾根に着きません。最後の3つの谷は完全に崩壊。崩れた斜面から砂防堰堤の真上を通ったりお世辞にも良い状況とは言えませんな。通り過ぎた後に上から落石・・・。

1340山ノ神土。ココまで来ると将監峠は一息。気持ちの良い防火帯の切り開きまで来ました。このまま転がって小屋まで行けないかなどと馬鹿なことを考えますがやめたほうが利口です。鹿のフンだらけですし。

1405小屋到着。受付と同時に何はともあれビール♪です。テントを張り落ち着くとじゃかじゃか出てる水場で顔はもとより、上半身・シャツ・手ぬぐいなど無遠慮に清めさせていただきます。はあ気持ちええ。テント前に銀マットをひいて飲酒・お昼寝・読書。ビール追加2本。やっぱり山はこうじゃないとねえ。暗くなってきたので夕飯も食べ大満足し寝床へ。