マナスル山荘→入笠山頂→マナスル山荘→ゴンドラ乗り場

奥秩父からの日の出

せっかく山頂近くなのでどうせなら山頂で日の出が見たいもの。この時期なら日の出は6:40くらいだから起きるのは良いとして寒さだけは何とかしないと。来るときはオイラが防寒ブーツ、彼女が登山靴だったけど逆が良いなということに。こういう時サイズが一緒だと非常に好都合☆だわさ。
5時半起きで6時発。さくさくな雪なので特に必要ないけどとりあえず軽アイゼンもつけてみる。風もあまり無く快調で山頂に上っていく。だんだんと明るくなっていく八ヶ岳を見つつヘッデンと懐中電灯で雪道を照らしながら登っていくとほぼ計画通りの時間に山頂到着。どちらの方向もほとんど雲が無く富士山もだんだん明るむ空の中でそのシルエットを現し始めている。だが西からの強風が猛烈に寒い!体感-20℃以下。とても長時間は山頂にいられない。少し下った潅木のそばまで撤退し日の出まで待機する。日の出は奥秩父方向より、そこそこの高度の山から上がるので思ったよりも日が出るまで時間がかかる。ようやく太陽の上端が山の際から現れ急速に周りの山々を赤く染めていく。太陽が顔を出し切りしばらくすると西側の山々も頂上からふもとに向かって徐々に明るくなっていく。特に北アルプスの朝焼けは雄大諏訪湖は朝もやが立ち込めその白さを増していきドライアイスを入れた大きな水たまりのような風情。風になびく近景の樹木と太陽以外に動いているものは南方遥かに飛行機雲が一直線にその進行方向に向かって伸びていく。しばしの幻想的な風景にわれを忘れ切れればよいがやはり寒すぎる・・・。テルモスから淹れたお茶もカップの縁についた水滴が見る間に凍ってしまうほど。
完全に明るくなり昨日同様雪の上を飛ぶように下り退散。おなかもへった〜〜。靴を脱いで服を着替えていいタイミングで朝食に昨日同様おせちメニューを含んだ非常においしいご飯でした。朝からやっぱり3杯メシ!満腹でちょっと部屋でだらだら後荷造りし8:30過ぎにおじさんに挨拶後出発。
気持ちいい朝日の中の林間をさくさく歩きゴンドラ乗り場まであっという間の30分。ゲレンデはすでに滑ってる人たちで一杯。空っぽの下りゴンドラに乗るのは我らのみ。下りは逆に八ヶ岳に向かって突っ込んでいくような感覚でゴンドラは進んでいく。うーん、ゲレンデの下のほうでもいいからそり遊び位して来ればよかった。本当に絶景のスキー場だね。
さてと帰りは温泉です。日帰り温泉ゆーとろん水神の湯は10時からなのでまだ早すぎ。さらに位置がスキー場からちょっと遠いという誤算が・・・。スキー場直近バスで駅までという計画は崩れ温泉までぶらぶら歩くことに。車道で歩き出すとちょっと着込んでいたので暑い。上っ張りを脱いでぶーらぶらと20分ほどで到着。それでもまだ開店まで20分はある。自販機のコーヒーを飲みながらぼけっとして待つ。同じ目的の輩が別に2組4人いましたわ。開店と同時に入るがさっきの4人以外にも地元のじいちゃんやらおばちゃんも来る。朝から結構な人数です。早風呂の割引券を持っていったので700円のところ300円ですんじゃったけど、駅までの移動にタクシーということでお得分相殺ですな。立てられてからそれほどたっていないようで風呂場もきれい。お湯も良い。風呂から上がればビールもあるし軽食コーナーでつまみも買えるは極楽の2時間ちょっと。
予約どおりにタクシー到着。駅までほんの10分程度。まだ時間があるのでまたもや駅そばオイラは馬肉のうどん、彼女はまたもやきのこおろしそば(きのこ好き)。車内用のつまみ・ビールを買い込み。帰りはちょっとリッチにあずさ利用、だけど八王子で下りて徒歩で京王八王子まで←せこいね、でも新宿まで行くよりずっと安いよ。指定とっておいてよかった。自由席はすし詰めだったようです。

  • マナスル山荘 1泊2食 7300
  • 缶コーヒー 120
  • 温泉 300
  • ビール・つまみ 1300ほどか
  • タクシー 1200
  • そば・うどん 1150
  • 車内の飲食物 600円くらい
  • あずさ(特急指定)4700